心エコーColor Kinesisを用いた大血管麻酔中の心機能と局所壁運動の評価

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心エコーColor Kinesisを用いた大血管麻酔中の心機能と局所壁運動の評価

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
山浦 健(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
1. 超音波画像のColor Kinesisの解析用のコンピューターソフトの開発をおこない、解析処理法を確立した。この開発した解析ソフトを用いて腹部大動脈瘤切除再建手術予定患者で臨床研究を行なった。経食道心エコー(TEE)を用いたこの研究では現段階で38名の患者で解析を行っているが、これまでの解析結果ではColor Kinesisの解析用ソフトを用いることで十分左心室壁運動異常の定量的評価が行なえることが解った。この解析法を用いて正常な壁運動を有する患者より壁運動の至適範囲を決定しこれにより平均-2標準偏差以上の逸脱を壁運動異常ありとした。術前より壁運動異常のある患者では全症例でその壁運動異常を定量的にもまた画像的に視覚的にも表示することが可能であり臨床応用が十分可能と思われた。 2. この解析法を用いて大動脈遮断により壁運動異常を生じるか否かを検討したところ約15%の患者で壁運動異常が生じており、これまで大動脈遮断により壁運動異常が生じるか否かの意見の一致が見られていないがこの結果に影響を与えるものと思われる。また、術前のジピリダモール負荷心筋シンチで虚血の危険があると思われた患者では約22%の患者で大動脈遮断により壁運動異常が生じておりこれまでの報告と同様であるが、一方ジピリダモール負荷心筋シンチでも正常と思われた患者でも約13%の患者で大動脈遮断により壁運動異常が生じている。この結果は最近報告されつつある結果を支持するものと思われるが、この結果も意見の一致をみていないため今後の更なる検討が必要と考えられる。現在論文として作成中である。 続きを見る
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