脳内エンドトキシン誘導型酵素発現時の脳循環制御と麻酔薬応答

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脳内エンドトキシン誘導型酵素発現時の脳循環制御と麻酔薬応答

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
岡本 浩嗣(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
ウィスター系ラットの脳室内に大腸菌由来エンドトキシンを0.1mg/kg投与した。その後、吸入麻酔薬のハロセンを吸入させ脳皮質血流を連続的にレーザードップラー血流計にて測定した。その結果、ハロセン濃度を1MAC1.5MACと上昇させると濃度依存性に脳皮質血流は増加し、その増加の程度は未処置ラットに比べて1.5倍から2倍であることが見い出された。続いて、脳を摘出し皮質のみのホモジネートからRNAを分離、一酸化窒素合成酵素及びプロスタグランヂン合成酵素のmRNA発現をRT-PCR法にて確認実験をおこなった。その結果、未処置群のラットには発現していなかった、上記の二つの誘導型酵素のmRNAがどちらも発現していることが示された。今後、この発現の程度を定量化するためにフルオロイメジャーを用いて他のハウスキーピングジーンの発現の程度と相対的に比較する必要性があると思われた。 次に薬理学的に特異的な阻害薬、アミノグアニジン及びNS398をデキサメサゾンの投与後の変化の検討した。これらのすべての薬剤においてエンドトキシンの投与後のハロセンによる脳皮質血流増加は抑えられている傾向があった。特にデキサメサゾンおよびアミノグアニジンには強い抑制作用があり、エンドトキシンによるハロセン作用増強は一酸化窒素(NO)が大きく作用していることが示唆された。今後、更に数を増やすことと、他の麻酔薬での実験を現在計画中である。 続きを見る
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