腎疾患組織病変進展因子の検討:局在免疫担当細胞による免疫応答機構の解明

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

腎疾患組織病変進展因子の検討:局在免疫担当細胞による免疫応答機構の解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
波多江 健(九大・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
小児期腎疾患の病態と、その組織から腎病変の予後を決定する因子を解明することを目的として、腎生検により得られた組織について病理学的解析に加えて免疫組織染色法および蛍光抗体法による免疫因子についての検討を行ってきた。免疫組織染色についてIgG,IgA,C3についてまず検討を行い、組織所見と予後との関係について解析を行いその結果を報告した。この結果組織所見の中でメサンジウム領域の変化の程度によりその予後が変化していることのみならず間質病変の程度も大きく予後に関与していることが示された。これらの変化をもたらす免疫学的因子について解析を加えた。解析にあたって、病理学的検討においては細胞の浸潤ならびに増殖をもたらす因子ならびに基質の増大をもたらす因子の解析が重要と考えられた。今回の研究に於いては浸潤細胞の表面マーカーおよび腎糸球体ならびに尿細管の固有の細胞での表面マーカーについて解析を行っている。陽性コントロールとしては、免疫細胞を多く含む扁桃組織を用いた。対象としては免疫応答に関与するHLAクラスI分子(HLA-A-A,B,C)、HLAクラスH分子であるDR、DQ、DPに対する抗体、さらにマクロファージに対する抗体、また、接着分子としてICAM-1、LFA-1、CD28、フィブロネクチン、タイプIおよびタイプIIIコラーゲン、Fas抗原、Fasリガンド、Bcl-2などの局在について、免疫染色および蛍光染色を行い浸潤細胞ならびに組織内における物質の分布について解析中である。さらに、シグナルトランスダクションの解析も必要と考え、STATなどの染色を計画している。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

9
免疫制御・寛容の分子機構 by 笹月 健彦; SASAZUKI Takehiko
5
原発性胆汁性肝硬変の病因エピトープの同定と免疫応答の解析 by 林田 一洋; HAYASHIDA Kazuhiro; 石橋 大海
12
小児のネフローゼと腎炎 by 伊藤, 秀一(1968-)
4.
歯周病発症進展と宿主免疫応答の分子基盤 by 山本 健二; YAMAMOTO Kenji
5.
原発性胆汁性肝硬変の病因エピトープの同定と免疫応答の解析 by 林田 一洋; HAYASHIDA Kazuhiro; 石橋 大海
7.
原発性胆汁性肝硬変における免疫応答の解析 by 石橋 大海; ISHIBASHI Hiromi
9.
免疫制御・寛容の分子機構 by 笹月 健彦; SASAZUKI Takehiko
11.
免疫抑制作用を有するMHC結合性ペプチドの開発 by 笹月 健彦; SASAZUKI Takehiko
12.
小児のネフローゼと腎炎 by 伊藤, 秀一(1968-)