中枢内一酸化窒素による血圧および交感神経活動の調整機序に関する研究

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中枢内一酸化窒素による血圧および交感神経活動の調整機序に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
廣岡 良隆(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
昨年度に引き続き、麻酔下ラットにおいてin vivoマイクロダイアリーシス法を用いて延髄孤束核(NTS)を透析灌流し、透析液中に入れたN-methyI-D-aspartate(NMDA)による刺激時の一酸化窒素(NO)の産生をNOxを測定することによりの交感神経活動を介する血圧調節機序についての検討を行い実験を終了した。すなわち、NMDA刺激によりNOが産生されそのNOを介して神経伝達物質である興奮性アミノ酸のグルタミン酸が遊離され血圧および心拍数減少に関与していることが明らかとなった。この結果は平成10年に開催された第21回日本高血圧学会、第17回国際高血圧学会、第71回アメリカ心臓協会学術集会で報告した。現在論文作成中である。現在、NTS内へのNO合成酵素遺伝子導入実験を行っているが遺伝子導入は成功しその成果は第63回日本循環器学会総会およびExperimental Biology'99に抄録が受理され発表予定である。 また、慢性的にNO合成阻害を行った場合血管内皮からのNO産生が低下する機序よりも交感神経活動亢進による機序により血圧上昇が維持されることが報告されている。この機序に脳内レニン-アンジオテンシン系の亢進が関与していることを第21回日本高血圧学会、第17回国際高血圧学会、第71回アメリカ心臓協会学術集会で報告した。 さらに、脳幹部スライス標本を用いた電気生理学実験においてNTS内エンドセリンの役割やコリン作動性神経細胞の役割を明らかにした(発表論文参照)。 続きを見る
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