胃における腺腫の悪性転化:腺腫・癌連関について病理組織学的及び分子生物学的解析

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胃における腺腫の悪性転化:腺腫・癌連関について病理組織学的及び分子生物学的解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
大屋 正文(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
胃腺腫は通常隆起型を示すが、稀に肉眼的に陥凹型腫瘍を呈するものがある.この陥凹型腺腫は隆起型と同様軽度から中等度、時に高度な異型上皮を有し、浸潤癌への移行を認める率も隆起型よりもやや高いとされる.この腫瘍における腸上皮化生の発現について検討し、隆起型腺腫との異同について解析した.材料として、49例の陥凹型腺腫、49例の隆起型腺腫、及び27例の陥凹型早期癌を用いて、HGM(45Ml),CD10(56C6),Muc2(Ccp58)による免疫組織学的検索を行った.胃固有の腺窩上皮への分化はHGM,腸上皮への分化はCD10,MuC2,HEによるPanethce11の有無で半定量的に判定し、gastric-type,complete intestina1一type,incomplete intestinal-typeに分類した.その結果、陥凹型でのintestinal-typeの発現(complete&incomplete)は67%で、隆起型(77%)と早期癌(56%)の中間値を示した.周囲粘膜における腸上皮化生の頻度は陥凹型腺腫では隆起型よりもやや低い傾向が見られた.この結果から、陥凹型腺腫は隆起型腺腫と異なり、より陥凹癌に近い腫瘍である可能性と、周囲粘膜の腸上皮化生との関連がより少ない腫瘍である可能性が考えられた. 続きを見る
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