肺癌の個体特性に関する分子疫学的研究

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肺癌の個体特性に関する分子疫学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Molecular epidemiologic study on lung cancer susceptibility
責任表示:
清原 千香子(九州大学・医学系研究科・講師)
KIYOHARA Chikako(九州大学・医学系研究科・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1999
概要(最新報告):
肺癌患者の平均年齢は68.3(35-86)歳、喫煙率71.3%、ブリンクマン指数の中央値575であった。非誘導AHH活性は0.046pmol/min/10^6細胞[95%信頼区間(95%CI)、0.038-0.056]、誘導AHH活性は0.281pmol/min/10^6細胞(0.236-0.333)、AHH誘導性は6.1(5.1-7.2)であった。これらの数値は以前我々が報告した、健常者の数値に較べて高値であった。組織型別、臨床病期別にAHH活性やAHH誘導性を比較したが、組織型間、臨床病期間でAHH活性やAHH誘導性に殆ど差は認められなかった。また、肺癌患者ではC型は22.2%、Val/Val型は16.7%と健常者でのC型(8.5%)やVal/Val型(5.9%)に較べ高頻度であった。肺癌患者ではC型(15.6;95%CI,11.69-20.71)はA型(4.76;95%CI,3.82-5.93)やB型(5.60;95%CI,4.57-6.86)に較べて非常に高いAHH誘導性を示していた。また、Val/Val型(0.121;95%CI,0.082-0.178)はIle/Ile型(0.042;95%CI,0.034-0.052)やIle/Val型(0.040;95%CI,0.030-0.053)に較べて非常に高い構成的(非誘導)AHH活性を示した。C型やVal/Val型を有する者はより一層発癌性物質が生成されやすいことを意味する。健常者において観察されたCYP1A1遺伝子多型とAHH活性との関連性は肺癌患者においてもさらに強調されて再現されていた。 本研究によりCYP1A1 Msp I遺伝子多型におけるC型やCYP1A1 Ile-Val多型におけるVal/Val多型の生物学的意義が明確になったと考えられる。 続きを見る
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