食肉の生産・流通における安全性・品質保証システムの国際比較研究〜HACCP導入に関する日・欧・米・大平洋の検討〜

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食肉の生産・流通における安全性・品質保証システムの国際比較研究〜HACCP導入に関する日・欧・米・大平洋の検討〜

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Comparative Study on Food Safety and Quality Guarantee System in the Case of Meat Production and Marketing -Review of Japan, Europe, USA and Oceania about Introduction of HACCP-
責任表示:
甲斐 諭(九州大学・農学部・教授)
KAI Satoshi(九州大学・農学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
農産物の安全性に対する不安が高まっていることを背景として、食肉の生産・流通における安全性・品質保証システムの国際比較研究を行い、次のような研究結果が得られた。 (1) 食肉の安全性確保のための投資が不可欠になっているが、その投資は直接的には見返りがないため、財政的に零細なと畜場設置者が多い我が国では、と畜場の整備統合を図る必要がある。また、と畜場の経費の多くは固定費であり、最近のと畜頭数の減少傾向を考慮すると、と畜場の強力な整備統合が必要である。 (2) 食肉先進国であり、食肉輸出の多い豪州とNZは、食肉の生産段階から処理段階まで食肉の品質保証と安全性確保に以前から最大限の努力をし、国際的に高い評価を得ている。それが国際的に流通している「棚持ち」の長い衛生的な食肉の原点になっている。 (3) EUでは狂牛病発生以降、英国における牛の処分、英国からの牛等の輸出禁止等の防疫対策を講じるとともに、消費減少に伴う生産者等への補償措置、市場安定措置等を図っている。狂牛病は、英国においてめん羊や牛の肉骨粉の飼料を介して広範囲に伝播したとの見解から、英国では、めん羊や牛の肉骨粉を飼料として供与しない防疫対策を行っている。デンマークでは、肉骨粉の製造過程での安全性確保し、資源として再利用している。 (4) EU内の食肉の製造、流通のハーモナイゼーションのために出された、と畜場の統一的衛生基準にもとづく施設・設備の改善と認可の要請によって、小規模なと畜場の多くが閉鎖に追い込まれている。それによってと畜場の大規模化と再編成が促進されている。 (5) 韓国においても食品の製造工程等における微生物の制御が重要であると認識されるようになっている。しかし、家畜防疫に対する農家の認識不足や安全性検査・確保のための専門家の不足、装備・技術・制度面での課題が多く残されている。 続きを見る
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