マグマの挙動を予測する火山灰モニタリングシステムの構築

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マグマの挙動を予測する火山灰モニタリングシステムの構築

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Investigation of volcanic ash monitoring system to predict the manner of magma
責任表示:
渡辺 公一郎(九州大学・工学研究科・助教授)
WATANABE Koichiro(九州大学・工学研究科・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1999
概要(最新報告):
1990-91年の雲仙火山および1995年の九重火山の初期噴火活動を例として、マグマが地表に出現していない段階でマグマの挙動を予測するための指標として、火山灰を用いたモニタリングの手法を開発した。同様の手法が、国内外における噴火活動のモニタリングとして利用されると考えられることから、本手法の一般化をはかるため本質発泡ガラスの特徴を検討した。 火山ガラスは、時間の経過とともに湿潤環境下でハイドレーションが進行する。そのため火山灰中の発泡ガラスがハイドレーションを受けていなければ、新しい本質物であると考えることができる。この識別手法では、火山ガラスのハイドレーションの進行程度を明らかにできると予想される。検討試料として雲仙火山灰中の発泡ガラス、九重火山の火山灰中の発泡ガラスに加え、AT中の発泡ガラスを用いた。これらについてRIMSを用いて加熱温度ごとの屈折率を測定して屈折率変化を比較した。ハイドレーションの進行している火山ガラスの屈折率は200℃で過熱した際、加熱前に比べ大きく低下した。したがってハイドレーションによる水分は200℃までに火山ガラスから脱水し始めることが分かった。雲仙と九重の火山灰中の発泡ガラスの屈折率は200℃で過熱しても変化しなかった。雲仙の火山灰中の新鮮な発泡ガラスはハイドレーションの進行していない本質物であると確認されているので、200℃で加熱しても屈折率が変化しないことが本質ガラスの特徴と考えられる。 さらに、顕微FTIRを用いて火山ガラス中の水の定量とOH/水分子比を求め、新しいマグマ起源の本質発泡ガラス識別手法を検討した。 続きを見る
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