ぶどう膜炎に対する眼内への遺伝子導入による治療法の開発

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ぶどう膜炎に対する眼内への遺伝子導入による治療法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
川野 庸一(九大・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1999
概要(最新報告):
アデノウイルスベクターにlacZ遺伝子を組み込みラットの前房内、硝子体腔内、網膜下に注射して眼組織細胞内への遺伝子導入の効率を調べた。その結果、前房内に入れた場合主に角膜内皮細胞に、硝子体腔内に入れた場合は網膜神経節細胞に、網膜下に入れた場合は網膜色素上皮や脈絡膜血管内皮細胞に遺伝子が導入された。 次に、炎症眼における遺伝子導入の効率およびその変化を調べた。ルイスラットを予め完全フロイントアヂュバント(CFA)に混入したウシInterphotoreceptor retinoid binding protein(IRBP)由来ペプチド抗原で免疫することによって実験的自己免疫性ぶどう膜炎(EAU)を生じさせた。lacZ遺伝子を組み込んだベクターの前房内注入を行った。対照照(正常)眼と比較した場合、前房隅角組織への取り込みは炎症眼では明らかに抑制された。しかし、網膜下に注入した場合は、網膜色素上皮細胞や炎症細胞に遺伝子が導入された。このことは、ぶどう膜炎発症時の眼細胞にも遺伝子導入が可能なことを意味するので、次の段階である機能的遺伝子導入によるぶどう膜炎の制御につながるものといえる。しかしながら毛様体など前眼部ぶどう膜組織への遺伝子導入にはベクターの投与経路に更なる工夫を要すると考えられる。 続きを見る
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