表面装飾の異なるチタン(T)植立時歯肉-T接合性と骨-T結合性の相違に関する研究

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表面装飾の異なるチタン(T)植立時歯肉-T接合性と骨-T結合性の相違に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
田中 輝男(九州大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
目的 歯周組織とインプラント周囲組織は、臨床的によく類似しているものの、防御機構の存在が疑問視されているのが現状である。そこで我々はインプラント-歯肉接合部における外来物質の透過性及びに、防御機構としてのインプラント周囲上皮での閉鎖機構の有無を検索した。 材料及び方法 6週齢ラットの上顎大臼歯を抜歯後 Ti合金インプラント(Ti)(直径2mm、全長5mm)を植立。28日後、植立ラットの一部は灌流固定、また一部はhorseradish peroxidase(HRP、濃度は50mg/ml)を歯肉局所滴下。対照群は反対側臼歯歯肉を使用。1時間後、Ti含有周囲組織を採取、固定、脱灰、Tiから周囲組織の剥離、100μm切片の作製、DAB反応、オスニウム後固定、樹脂包埋。対照群も同様。光顕および電顕にて観察。 結果と考察 Ti周囲上皮(以下周囲上皮)は、正常の付着上皮に類似。HRP反応物は、正常付着上皮に比べて、周囲上皮の間隙に多くの反応物が存在。Ti-周囲上皮界面の口腔側では、ヘミデスモゾームや内側基底板などが認められず、周囲上皮の細胞間隙がより広く、かつ細胞間隙にHRP反応物が多く見られたことから、外来物質の容易なる侵入が示唆された。一方、界面底部では、接着構造物が観察され、さらにHRPの反応物が内側基底板に沿って少量のみ観察されたことから、完全ではないが、外的因子の透過を阻止する可能性が示唆された。また周囲上皮細胞内にHRP反応物が局在していたことから、口腔内から侵入する異物を細胞内に取り込むことで、外来物質に対する防御機構への関与が示唆された。 これは第41回(1998)春期日本歯周病学会(鹿児島)にて発表。 続きを見る
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