ストレス刺激に伴う大腸菌内DNAの超ら旋構造変化

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ストレス刺激に伴う大腸菌内DNAの超ら旋構造変化

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Changes of DNA supercoiling in Escherichia coli induced by stress
責任表示:
関水 和久(九州大学・薬学部・教授)
SEKIMIZU Kazuhisa(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1997
概要(最新報告):
すでに研究代表者らは、大腸菌内のDNAが、熱ショックタンパクの誘導が見られる条件下で弛緩することを示し、DNAの超ら施構造の変化が熱ショックタンパクの誘導において重要であることを提唱している。本研究においては、DNAジャイレースの特異的阻害剤を用いて、細胞内でのDNAの弛緩反応と_σ32の安定化及び合成量の上昇の連関性について検討した。その結果は、DNAの超ら旋構造の変化に伴い、_σ32の安定性及び合成量の変化することが分った。さらに本研究では、in vitroでのDNA依存のタンパク合成系を用いて、_σ32の合成に対する鋳型DNAの弛緩の効果を検討した。その結果、鋳型DNAの弛緩によりテトラサイクリン耐性蛋白の合成が抑制される条件下において、_σ32の合成は抑制されず、逆に1.2倍程度上昇することを示した。テトラサイクリン耐性遺伝子を含め、多くの遺伝子の発現は鋳型DNAの弛緩により抑制されること分かっている。従って、細胞内のDNAが弛緩している条件では、_σ32の絶対的な合成量の上昇に加え、相対的に合成量が上昇していることが考えられる。本研究は、DNAの弛緩が_σ32の安定化及び合成促進を導くことを示唆したものである。何故DNAの超せん構造の変化が_σ32の安定性及び合成量の変化をもたらすのか、という点について分子レベルで明かにしていくことは今後の課題である。 続きを見る
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