ノックアウトマウスを用いた副腎白質変性病の病態解明と遺伝子治療に関する研究

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ノックアウトマウスを用いた副腎白質変性病の病態解明と遺伝子治療に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies on the pathophysiology and gene therapy for adrenoleukodystrophy using knock-out mice
責任表示:
小林 卓郎(九大・医学部・教授)
山田 猛(九州大学・医学部・助教授)
YAMADA Takeshi(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1997
概要(最新報告):
副腎白質ジストロフィー(adrenoleukodystrophy,ALD)における極長鎖脂肪酸(VLCFA)のβ酸化障害の機構を、ALD蛋白(ALDP)欠損マウスを用いて調べた。VLCFA-CoA合成酵素(VLACS)をALDP欠損マウス由来の線維芽細胞に強制発現させてもVLCFAのβ酸化障害は改善しなかったが、VLACSとALDPを同時に発現させると改善した。このことから、VLACSの機能発現にALDPが関与していることが分かった。ウエスタンブロット解析から、ALDP欠損はVLACSの組織り発現には影響を及ぼさないことが分かった。細胞画分のウエスタンブロット解析で、PMP70は両マウスのペルオキシソーム画分に同様に認められた。VLACSは対照マウスでは全画分およびペルオキシソーム画分に認められ、細胞質1画分には認められなかったが、ALDP欠損マウスでは全ての画分に認められた。ペルオキシソーム画分のVLACSとPMP70の量比は、ALDP欠損マウスは0.158で対照の1/4程度に低下していた。このことはALDPがVLACSのペルオキシソームへの局在に関与していることを示唆している。ただし、ALDP欠損のみではVLACSのペルオキシソームへの局在が完全に阻害されないことから、局在には他の蛋白も関与していると考えられる。ALDPにはPMP70,ALDRP,P70Rといった相同蛋白が知られており、これらを欠損させた場合にVLACSの局在がどのようになるかは今後の課題である。 続きを見る
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類似資料:

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