植物個体における物質輸送システムの最適化に関する環境生理学的研究

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植物個体における物質輸送システムの最適化に関する環境生理学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Enironmental and physiological studies for optimization of transport systems in plants.
責任表示:
江口 弘美(九州大学・生物環境調節研究センター・教授)
EGUCHI Hiromi(九州大学・生物環境調節研究センター・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1998
概要(最新報告):
植物生産は,植物-環境系における多様な物質(水、光合成産物、CO_2、O_2、各種養分など)の輸送システムを通して環境に影響されている.本研究では,葉菜類(レタス),果菜類(トマト,キュウリ)および根菜類(サツマイモ)の植物固体を用い,吸収器官としての根の機能,シンク器官(果実、塊根)の生長と光合成産物の転流およびシンク-ソース関係に関与する物質輸送システムに対する環境作用を解析した.まず,栽培システムとして、培養液の溶存O_2濃度の広範囲高精度制御が可能な水耕システムおよびサツマイモ塊根を気相中で生育させる気水二相式水耕システムを開発した.また,生体計測システムとして,レーザセンサを応用した果実,茎,塊根の生長速度の非接触オンライン計測システム,果実における水収支,呼吸,汁液フラックスのオンライン計測システムおよび果柄を通る光合成産物の転流フラックスの評価法を開発した.これらの方法を用いて,水耕における溶存O_2濃度の根の呼吸と吸水および地上部の生育に対する影響,トマト果実の肥大生長,水収支,呼吸および光合成産物の転流フラックスの動態に対する根圏水環境,光,昼夜温の影響,さらにサツマイモ塊根の肥大生長の動態に対する光と湿度の影響を定量的に解析し,植物生産に密接に関与する物質輸送システムの動態に対する多様な環境要素の作用機作について新たな知見を提示した.インタクトの植物個体を対象にして確立されたこのような方法論と環境生理学的知見は,植物生産環境の最適化のためのロジックの構築に寄与するものと考えられる. 続きを見る
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