臨界点近傍における反応異常

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臨界点近傍における反応異常

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Anomalous Reaction Rate near the Critical Point
責任表示:
荒井 康彦(九州大学・工学部・助教授)
ARAI Yasuhiko(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1998
概要(最新報告):
本研究では、インプレンと無水マレイン酸のDiels-Alder反応をとりあげ、液液系臨界点および気液系臨界点近傍での反応速度を測定し、臨界点共通の反応速度促進現象が観察されるかを確認し、そのメカニズムを解明することを目的としている。本年度の研究成果は、次のとおりである。 (1) 前年度の研究において、ヘキサン+ニトロベンゼン混合溶液の上部臨界点近傍でインプレンと無水マレイン酸のDiels-Alder反応の反応速度を詳細に測定したが、反応速度の促進現象は観察されなかった。この事実は、これまで30〜40%の加速が見られるとしてきた定説に反するものとなったが、臨界点近傍での反応速度に関する研究において、重要な結果である。そこで本年度は、遷移状態理論に正則溶液モデルを組み合わせた反応速度推算式を開発し、昨年度のデータに考察を加えた。その結果、気液平衡データから推定された相互作用パラメータを用いることで、反応速度の濃度依存性を定量的に表現することができた。 (2) 液液系臨界点近傍での反応速度に関しては研究が終了したので、本年度は主として、超臨界二酸化炭素中でのインプレンと無水マレイン酸のDiels-Alder反応の反応速度の測定に重点をおいた。昨年度完成させた循環式高圧気相反応測定装置を用いて、反応速度を測定したところ、文献値とよく一致した結果が得られ、満足すべきものであった。今後は、系統的な反応速度データの蓄積が必要である。 続きを見る
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