ホ乳類Lys-49型ホスホリパーゼA_2の探索

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ホ乳類Lys-49型ホスホリパーゼA_2の探索

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
下東 康幸(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
本研究の目的は、Lys-49-PLA_2をホ乳類の組織に探索することである。このため、まずタイプIIのヘビ毒Asp49-PLA_2の62種およびヘビ毒Lys49-PLA_2の10種、タイプIIのホ乳類Asp49-PLA_2の14種のアミノ酸配列のアラインメントにより、(1)全てのPLA_2に保存されているアミノ酸配列、(2)タイプIIヘビ毒Asp49-PLA_2、ヘビ毒Lys49-PLA_2、ホ乳類Asp49-PLA_2のそれぞれに特異的に保存されているアミノ酸配列を決定した。これらを相互に比較・解析し、ホ乳類に存在するLys49-PLA_2として高い確率で想定できるアミノ酸配列を決定した。これと既知のcDNA配列に従って、プライマーを設計した。5'側のプライマーとしてHlys-1(27mer)、3'側のプライマーとしてHlys-2(30mer)を合成した。ヒト白血球由来の遺伝子ライブラリーに対してPCRを行ったところ500bpほどのPCR産物が得られた。これをPTV118Nベクターに組み込みシークエンスを解析した。しかし、PLA_2に相当するものは現在まで得られていない。一方、3'側プライマーHlys-3(64mer)をγ-^<32>Pあるいはα-^<32>Pでラベル死、ハイブリダイゼーションを行った。しかし、該当のクローンは得られなかった。そこで、タイプIIのヘビ毒Lys49-PLA_2であるBPII(ハブ由来)のcDNAクローンをプローブにハイブリダイゼーションを行ったところ、7個のポジティブクローンを得た。現在これらの塩基配列を解析中であるが、BPII特異的プライマーを用いることの有効性が考えられたので、BPIIの5'側および3'側のプライマーおよびHlys1を用いてPCRを実施した。約400bpのPCR産物を得て、現在配列を解析中である。このように、現在までLys49-PLA_2の特性をもつ配列を得るにいたっていないが、ヘビ毒由来のBPIIクローンに強くハイブリダイゼーションするものが得られたことより、ヒト型のLys49-PLA_2存在の可能性が強く期待される。 続きを見る
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