子宮内膜癌抑制遺伝子の細胞老化活性を指標としたクローニング

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子宮内膜癌抑制遺伝子の細胞老化活性を指標としたクローニング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
加藤 秀則(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
KATO Hidenori(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1997
概要(最新報告):
ヒト1番染色体上には子宮内膜癌増殖抑制遺伝子が存在すると考えられる。この遺伝子座を明らかにする目的で、まず始めにヒト1番染色体短腕のみを持つGM1173と長腕のq12からq31までの欠損をもつA9DIQ細胞を子宮内膜癌細胞株HHUAに微小核融合し、増殖抑制を観察した。その結果GN1173では増殖抑制はみられなかったが、A9D1Q細胞の移入では、ほとんどの細胞で細胞死が観察された。これは子宮内膜増殖遺伝子がヒト1番染色体長腕のq31より遠位に存在することを示すもであった。 つぎにさらに詳細にこの遺伝子座を同定するために、ヒト1番染色体に1000-3000radの放射線照射を行い様々な長さのSTFsを得た後、HHUAに微小核融合を行った。この結果子宮内膜癌増殖遺伝子座がヒト1番染色体長腕遠位部の、q31-41の間に存在することが明らかになった。 より詳細な位置を決定するためにq32-41間のSTSマーカーを用い、60例の臨床癌検体についてLOH解析を行った。約50%の症例がD1S225-D1S459の間に異常をもつことが明らかになった。この領域をカバーするYACクローンを得、HHUAに導入したところ1番染色体の微小核融合の場合と同じく細胞死が誘導され、親細胞のもつ高いテロメラーゼ活性も抑制されていた。これらのことよりこのYACクローンがもつゲノム領域(約1Mb)に子宮内膜癌増殖抑制遺伝子が存在すると考えられた。 続きを見る
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