遺伝子治療による移植自家静脈グラフト内膜肥厚予防に関する検討

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遺伝子治療による移植自家静脈グラフト内膜肥厚予防に関する検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Effects of gene transfection on the intimal thickening of the autogeneous vein grafts
責任表示:
古森 公浩(九州大学・医学部・講師)
KOMORI Kimihiro(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1998
概要(最新報告):
腹部大動脈より腸骨動脈の閉塞性病変に対するバイパス術については良好な開存率が得られるが、鼠径部以下の下肢中小動脈の慢性動脈閉塞症に対するバイパス術については晩期閉塞がみられ、未だ血管外科医の解決すべき問題点である。晩期閉塞の要因としては中枢側病変の進行、中枢側吻合部狭搾、末梢側吻合部内膜肥厚による狭窄、末梢病変の進行が言われているが、グラフト末梢側吻合部の内膜肥厚が主要因と考えられている。その機序については様々な因子が関与しており、当然の事ながら、一元的に論じる事は不可能であると思われるが、今回は移植自家静脈グラフト内膜肥厚の発生機序について、Nitric Oxide(NO)に注目して、NOと内膜肥厚との関連、さらには遺伝子導入の内膜肥厚抑制効果を検討した。 静脈グラフト血管内皮細胞のNO産性能の低下が移植早期よりみられ、内膜肥厚著明な異常血流条件下ではさらに助長された。この事より自家静脈内皮細胞のNO産性能の低下が血小板凝集、平滑筋増殖を促進し、晩期閉塞を助長すると考えられた。一方、NOの前駆物質であるアルギニンは自家静脈内膜肥厚を抑制し、その機序としてNO産性能の亢進が示唆された。また、実際にecNOS遺伝子導入にて内膜肥厚が抑制された事より、その予防のためには移植自家静脈内皮細胞機能の保持が重要であり、今後の遺伝子治療の臨床応用が期待された。 続きを見る
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類似資料:

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