種々の生活パターンにおける血圧・体温など生体諸変数の日内変動に関する研究

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種々の生活パターンにおける血圧・体温など生体諸変数の日内変動に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Research on circadian variations of biological variables, such as blood pressure, body temperature, etc.in different sleep-wake patterns.
責任表示:
上園 慶子(九州大学・健康科学センター・教授)
UEZONO Keiko(九州大学・健康科学センター・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996-1998
概要(最新報告):
睡眠-覚醒のパターンをシフトさせた時生体諸変数の日内リズムに現れる変化に着目し、自他覚的所見や心理学的特徴との関連を検討するため、男子大学生9名(平均21.3歳,170.1cm,63.8kg)を対象にして、72時間の連続実験を実施した。環境要因や生活行動は標準化し、就床時間のみ1日目は通常、2日目は断眠(徹夜)、3日目は12時間シフトと変化させた。 体温の日内変動は強固で体内リズムの指標とされる。口内温は平均では3日間同型の日内変動を示したが、リズム性が低下する者など個人差を認めた。 コーチゾールの尿中排泄は変動幅・パターンともに3日間全く同様であり、摂食や睡眠とは無関係に有意に固有の日内リズムを認めた。電解質・クレアチニンの尿中排泄量も有意の日内変動を示したが、シフト後は通常の変動型とそのシフト型の合成型を示した。 血圧・脈拍は就床中低く覚醒中は高い明確な2相性を示し、睡眠時間のシフトに伴って偏位した。体重は起床後、食事摂取と一致して小さな山を作りながら漸増し就床前に最高値となった。断眠日の体重増加は通常日より多かったが、就床後の減少も多く、前値に復した。血液中の項目は有意の変動を認めたが、多くは断眠の間変化せず、シフト後は起床後通常日よりやや低いレベルで同型の変動をした。自覚的Vigilance(爽快度)・充実感は断眠によって急速に低下し、反応が増大した。シフト睡眠後は通常の睡眠同様、一旦回復するものの回復には時間がかかり、回復後早期より再び低下し始めた。 上記のように生理的諸変数は項目により固有のリズムを保つもの、睡眠のシフトや付随する食事摂取の量・時間変化に従って偏位するものなど様々でり、反応の発現時間も異なっていた。項目毎のリズム特性や項目間の相関関係、自覚的所見や心理的特徴との関連について分析中であり、今後逐次報告の予定である。 続きを見る
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