固形癌局所に浸潤、集積しているT細胞の抗原レセプター機能の試験管内再構築

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固形癌局所に浸潤、集積しているT細胞の抗原レセプター機能の試験管内再構築

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
山本 一彦(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
固形癌に対して、癌特異的な免疫応答が存在しているか否かについては多くの議論があるが、今だに明確な回答はない。我々は、リンパ球集団に集積しているT細胞クローンを、TCR遺伝子についてのRT-PCRとSSCP法を組み合わせる方法で検出するシステムを確立した。このシステムを用い、ヒトの子宮または卵巣腫瘍で検討を行ったところ、抗原特異的T細胞の免疫応答が存在していることが明らかとなった。この点をふまえ、本研究では、癌局所に浸潤しているT細胞が使用しているTCR遺伝子のα鎖とβ鎖をクローンニングし、試験管内で別の細胞に遺伝子移入することで、抗原認識機能の再構築を行うことを目的とした。本年度は以下のことを明らかにした。 1.Balb/cマウスとP911腫瘍の系を用い、腫瘍局所に浸潤しているT細胞クローンを、すでに確立してあるRT-PCR/SSCP法で検討したところ、T細胞はオリゴクローナルに浸潤していることが判明した。使用しているTCR遺伝子は、β鎖についてはBJ2S1が圧倒的に多かった。 2.単一細胞内でTCRのα鎖とβ鎖を組み合わせる手法を完成させることを当面の目的とした。そこで、浸潤T細胞を単一細胞にした後、その単一細胞内にて、TCR遺伝子のRT-PCRを行い、α鎖とβ鎖を連結させる基礎的検討を行った。 続きを見る
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