ハイパー核の構造と電磁遷移の精密理論計算

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ハイパー核の構造と電磁遷移の精密理論計算

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
上村 正康(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
1)ハイパー核のエネルギー準位、電磁遷移を研究するために、3体、4体模型は非常に重要である。このための汎用的な計算コードを開発中である。2体系の相互作用として、スピンに依存しない力、スビン・スピン力、スピン・軌道力、テンソル力については3体系、4体系に対するプログラムが完成した。これにより、数多くの軽いハイパー核の構造計算が可能となり、以下の具体的研究が実行できた。 2)昨年度研究したΛ^^5He+N+N模型によるΛ^^6He,Λ^^7Liについて電磁遷移(E2,M1)の計算を可能とするプログラムの開発を行った。基底状態バンド内のE2,M1遷移確率を算出し、他のモデルとの比較を行った。 3)ハイペロン-核子相互作用のスピンに依存しない力、スピン・スピン力、スピン軌道力について、それぞれを検討するのにふさわしいハイパー核を指定して研究するのが良い。スピンに依存しない力を検討するために、アルファ粒子とラムダ粒子だけで形成されているハイパー核、Λ^^5He,Λ^^9Be,Λ^^<13>C,ΛΛ^^6He,ΛΛ^^<10>Beの基底状態の結合エネルギーを3体、4体模型で計算し、実験値と比較した。新たに、odd forceのP-wave volumeと結合エネルギーとが、種々のYNG相互作用に関して、線型の相関があることが発見され、より良いYNG相互作用の作定に指針を与えた。また、妥当なNΛ,ΛΛ相互作用により、ΛΛ^^<10>Beの結合エネルギーの実験値を再現できることが分かった。ΛΛ^^6Heについては、上記の他の4つのハイパー核とconsistentな予言を行った。信頼しうる実験データが待たれる。 4)Λ^^<13>Cハイパー核については、特に克明にラムダ粒子に対するコア原子核^<12>Cの応答について研究した。基底状態はshell model的状態であるためにほとんどshrinkしないが、第20^+励起状態(7.65Mev)はよく発達したクラスター状態であるために著しいshrinkを起こすことが発見された。これらは4体模型計算によって初めて分析し得たことである。 続きを見る
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