アルカリ金属-貴金属系の作る表面バイメタル構造

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アルカリ金属-貴金属系の作る表面バイメタル構造

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
栃原 浩(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
Ag(001)上のナトリウム吸着では、(3×3),(4×4)構造が形成し、それらの構造はCu(001)-Li系の構造と同じであることがテンソルLEED法により決定した。従って、(3×3),(4×4)構造はリチウム吸着においてのみ形成するわけではないことが明らかになった。また、(3×3),(4×4)構造は銀表面においても形成することが我々の研究により明らかになったが、金表面にはできないことが報告されている。 当初の計画では予定していなかったが、(3×3),(4×4)構造は貴金属表面だけでなく遷移金属表面においても形成するのではないかと考え実験をおこなった。遷移金属基板としては銅とほぼ同じ大きさのニッケルを選んだ。Ni(001)上のリチウム吸着においては(4×4),(5×5)構造が出現した。構造決定の結果、(4×4)はCu(001)-LiおよびAg(001)-Na系と同じであること、さらに(5×5)構造は、(3×3),(4×4)構造と類似の構造であることが判明した。(5×5)構造は、(4×4)より被覆率が大きくなっている。これらの研究から、(3×3),(4×4),(5×5)構造は貴金属表面だけにおいて形成するのではないことが確定された。 Cu(001)-Li-(4×1)構造を決定した]。Cu(001)-Li-(3×3),(4×4)と類似の構造であった。基板表面の対称性の違いを反映していた。被覆率の増加によって出現する(5×1),(6×1)も(4×1)に類似の構造と考えられる。 これらの構造は、置換吸着リチウム原子(Substitutional atoms)、単純吸着リチウム原子(Adatoms)、基板原子の作る島(Substrate islands)から構成されているので英語の頭文字をとってSAS構造と名付けた。(001),(110)面の場合は、それぞれfcc(001)-(nxn)SAS,fcc(110)-(n×1)SASと呼ぶ。 続きを見る
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類似資料:

3.
表面金属シリサイドの化学結合と構造解析 by 栃原 浩; TOCHIHARA hiroshi