ヒト血管の管腔形態形成と酸化ストレス下のVEGFとIL-8の発現

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ヒト血管の管腔形態形成と酸化ストレス下のVEGFとIL-8の発現

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小野 眞弓(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
血管新生はリウマチ性関節炎、乾癬などの炎症性疾患、糖尿病、動脈硬化症や癌などの病態に密接に関与して極めて大切な研究課題である。これらの病態では活性酸素が発生していることが知られている。 (1)過酸化水素による細胞内シグナル伝達と転写因子NFkB、AP-1の活性化機序。 (2)炎症性サイトカインTNF-αによるIL-8の誘導のメカニズムの検索。 を明らかにする目的で実験を進めた結果、 1)過酸化水素により血管内皮細胞のコラーゲン内での管腔形成が劇的に促進されることを見出した。 2)過酸化水素により転写因子NF-kB、AP-1の活性化及びIL-8、VEGFの発現の亢進を観察した。 3)血管新生の亢進(ここでは血管内皮細胞による管腔形成の促進をみている)は転写因子NF-kBのアンチセンスオリゴヌクレオチドによりほぼ完全に、またJ-Junのアンチセンスオリゴヌクレオチドにより部分的に阻害された。またIL-8の抗体でも阻害された。IL-8遺伝子のプロモーターは、AP-1,NF-IL-6,NF-kBを含んでいることは、すでに報告されている。このことより、過酸化水素による血管新生の促進は、転写因子NF-kB,AP-1を介したIL-8の産生の亢進によるものであることを明らかにした。過酸化水素による管腔形成亢進は、VEGFの抗体により阻害されなかったことより、管腔形成には過酸化水素によるVEGFの関与はありそうもない。 続きを見る
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