水溶液表面での深さ方向濃度分布

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水溶液表面での深さ方向濃度分布

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小川 禎一郎(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
レーザー励起共焦点顕微鏡を試作し、水表面を高感度に計測した。これより深さ方向濃度分布を定量的に測定する手法を完成させ、水溶液表面の特異性考察をめざした。 1.装置の試作と改良 補助金により顕微鏡と試料微動装置(ガルバノオプティカルスキャナー)を購入し、共焦点顕微鏡方式に基づく高空間分解能な装置を完成させた。焦点位置からの蛍光を強調するため、1光子蛍光法の他、2光子励起蛍光法を利用する方式とし、空間分解脳5μmを達成した。また、オッシロスコープを購入してレーザー多光子イオン化装置(NdYAGレーザー励起)を改良し高感度化した。 2.共焦点レーザー蛍光法による研究 試作装置を用い、ポルフィリン化合物の蛍光スペクトルを測定した。水面でのスペクトルは水中のスペクトルより炭化水素中のスペクトルに類似しており、水表面が疎水的であることが判明した。また、顕微鏡の画面上に分子もしくは分子クラスターの輝点を観測し、この輝点のブラウン運動を観測した。 3.2光子イオン化法による研究 ピレンやその置換体を用いて、レーザー2光子イオン化法により水面上の濃度(深さ方向分解能1nm)の絶対測定を行い、バルク濃度との関係を明確にした。バルク濃度が同一でも表面濃度には5桁以上の違いがあり得ることを示した。不溶性溶質でもLangmuir吸着等温式が成立することを見出した。 4.今後の計画 表面張力測定をもとに表面過剰濃度の決定し、分光学的に求めたものと比較し考察する予定であったが実施できなかった。引続き研究し、平成9年度中に完成したい。 続きを見る
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類似資料:

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液体表面高感度分析装置の試作 by 小川 禎一郎; OGAWA Teiichiro
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