画期的な活性上昇を目指したヒトリゾチームのデザイン

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画期的な活性上昇を目指したヒトリゾチームのデザイン

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
橋本 善夫(九州大学・大学院・薬学研究科・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
タンパク質製剤を生体内に投与する場合、その効果を向上させるためには安定化及び生理的機能の上昇が有効であると思われる。特に活性が向上したタンパク質は、少量投与しただけでその効果が得られるという点で非常に魅力的である。しかし、安定性の研究は比較的よく行われているが、活性向上という面での研究はあまり行われていない。そこで、この研究は、タンパク質としては一量体でかつ安定な球状タンパク質であるヒトリゾチームをモデルタンパク質として選択し、ニワトリリゾチームで活性が上昇した変異体Asp101Gly&Gly102Pro(270%)に相当するAsp102Glyを基盤とし、さらにニワトリリゾチームと同様にLys33Asn(150%),Asn27Asp(140%)の変異を重ねて、ヒトリゾチームの画期的な活性の上昇する変異体をデザインすることを目的とした。 まず、ヒトリゾチームのAsp102からGlyへの変異体(Asp102Gly;以下同様な表現)、Asn27AsP、Lys33Asnを遺伝子工学的手法を用いてM13ベクター上で作製し、それらを酵母発現ベクターにクローニングした後、酵母の形質転換を行った。酵母から分泌させた変異体の精製は陽イオン交換樹脂を用いて行った。それらの溶菌活性を測定した結果、Asp102Gly、Asn27AsP、Lys33Asnはそれぞれ223%、137%、163%であり、野性型より活性化したことは、ニワトリリゾチームの場合と一致していた。以後、これらの変異を組み合わせて更に活性化したヒトリゾチームをデザインする予定である。 続きを見る
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