口腔扁平上皮癌、前癌病変におけるReplication Errorの検討

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口腔扁平上皮癌、前癌病変におけるReplication Errorの検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
笹栗 正明(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
今回の検索において口腔多発癌・他臓器重複癌症例を中心に口腔癌のRER発現を試みたが、口腔多発癌・重複癌症例はそれほど高頻度にみられるものではなく、死亡症例も多く正常のコントロールとして使用するための血液を採取できる症例が少なかった。そこで、正常コントロールとして使用できる血液が入手できない症例に対しても、現在保存されているパラフィン包埋組織より抽出した癌組織DNAのみでmismatch errorの検索を行える方法として、TGF β Type II Receptor Geneのnucleotide677-766,1887-2009の領域をPCR法により増幅し、SSCP法によりその異常を検索した。TGF β Type II Receptor Geneのnucleotide677-766,1887-2009の領域は多型性のないマイクロサテライト領域を含んでいるため、健常者の血液をコントロールに用いることにより、癌での異常をPCR-SSCP法により検索することが可能である。対象:RERが確認されている大腸癌細胞株6株(DLD-1,Sw48,Colo201,Colo205,HCT116,HCA7)、RERが確認されていない大腸癌細胞株1株(Sw480)、下顎骨骨肉腫細胞株3株、正常コントロールとして健常者2名の血液を用いた。方法:細胞株および血液よりDNAを抽出し、PCR法によりTGF β Type II Receptor Geneのnucleotide677-766,1887-2009の領域を増幅した。PCR産物をSSCP法により正常コントロールと比較し、異常なバンドを認めたものをRER(+)と判定した。結果:正常血液は2例とも同じバンドを認めた。RERが確認されている、大腸癌細胞株6例中3株でバンドの異常を認めた。まとめ:従来の方法との一致率は50%であり、今後条件の検討が必要である。現在条件をさらに検討し血液が入手できない扁平上皮癌・白板症症例についてもパラフィン組織から抽出したDNAを用いて検索できるよう検討している。 続きを見る
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