ヒトヘルペスウイルス7の初感染および再活性化に関する臨床ウイルス学的研究

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ヒトヘルペスウイルス7の初感染および再活性化に関する臨床ウイルス学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
日高 靖文(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
ヒトにおけるHHV-7感染症の臨床像、体内ウイルス動態を明らかにすることを目的として、昨年度に引き続き、HHV-7およびHHV-6のDNAをPCRを用いて検出した。一連のこれらの検討の中で発見されたHHV-6 variant Aの世界でもまれな、日本では初めての顕性初感染例を報告した(Clinical Infectious Diseases,in press)。 1.HHV-7およびHHV-6の感染経路の検討:母子のウイルス分離およびその株のDNAパターンを見るということでなされていた株の異同の判定にかわり、PCR増幅後にSSCPにて遺伝子の差を見ることでウイルス分離が母子のペアで得ることが困難であったことを解決し、感染経路を推定することを、現在検討中である。 2.髄液よりのHHV-7およびHHV-6の検出:各種神経疾患の髄液を対象としてHHV-7およびHHV-6の検出を試みた。対象は髄膜炎、脳炎、熱性痙攣、突発性発疹などである。HHV-6は神経親和性が指摘されているが予想に反して検出されなかった。現在感度をあげるために、髄液からのDNAを抽出、濃縮する過程を組み入れて再検中である。 3.新たなHHV-7感染像の追求:HHV-7は幼小児に初感染をおこすので、この時期の幼小児における発熱、発疹のエピソードや原因不明の肝炎、脳炎、その他の疾患に関してウイルスDNAの検出を行った。熱性痙攣の患者、肝障害の患者などを主体に検討したが有意な結果は得られなかった。 4.ウイルス関連性血球貧食症候群(VAHS)などの血液疾患の検討、抗癌剤化学療法や免疫抑制剤使用時のHHV-7再活性化の検討:これらについては現在、症例の蓄積中である。 続きを見る
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