異物応答型プロテアーゼ前駆体の活性化機構

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異物応答型プロテアーゼ前駆体の活性化機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
牟田 達史(九州大学・理学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
Factor Gサブユニットα全体と、各ドメインについて組み替え体を調製し、その多糖結合活性について検討したところ、サブユニットα全体は(1→3)-β-D-glucan、あるいは(1→4)-β-D-xylanを固定したSepharoseに結合し、mannan-Sepharose及び対照のSepharoseには結合しなかった。一方、glucanse様ドメイン、xylanase A様ドメインは上記の4種のSepharoseいずれにも結合しなかったのに対し、xylanase Z様ドメインは(1→3)-β-D-glucan-Sepharoseに特異的に結合した。すなわち、サブユニットα内のC末端に存在するxylanase Z様の2回の繰り返しドメインがFactor Gの(1→3)-β-D-glucan結合部位であることが判明した。 Factor Gは異なる遺伝子に由来する2つのサブユニットから構成されているので、血球中に両者が常に会合した状態で存在するのか、あるいは解離した分子種も存在するのかを明らかにするため、それぞれのサブユニットに特異的な抗体を用いてWestern blottingにより解析した。ヘモリンフプラズマ、血球抽出液、さらに血球より分離した大・小顆粒成分に対してWestern blottingを行った結果、サブユニットα、βはいずれも細胞内大顆粒に局在することが明らかになった。また、大顆粒成分中には抗サブユニットβ抗体と反応するサブユニットβとは異なる27kDaのタンパク質の存在が見い出され、このタンパク質を精製し、cDNA cloningを行い、構造決定したところ、proline cis-trans isomerase(PPIase)活性をもつサイクロフィリンB homologueであることが明らかになった。一方、血球抽出液をDextran Sulphate-Sepharose CL-6Bによって粗分画した画分を用いて同様の解析を行ったところ、Factor Gが含まれる0.25M Nacl溶出画分には、サブユニットα、β両者の存在が確認された。また、サブユニットαは、素通り画分にも検出された。この画分にはサブユニットβは検出されず、従ってサブユニットαが単独あるいは他のタンパク質と会合した状態で存在する可能性が示唆された。 続きを見る
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類似資料:

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パターン認識蛋白質の構造機能解析 by 川畑 俊一郎; KAWABATA Shunichiro
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