中心体に局在する新規プロテインキナーゼTESK1による微小管形成能の制御

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中心体に局在する新規プロテインキナーゼTESK1による微小管形成能の制御

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
水野 健作(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1996
概要(最新報告):
私たちは、精巣で高発現する新規なSer/ThrキナーゼTESK1(testis-specific protein kinase 1)のクローニングに成功した。TESK1はN末端側半分にプロテインキナーゼ領域を、C末端側半分にはプロリン残基に富んだ領域をもち、既知のプロテインキナーゼとは異なるドメイン構成をもつ。私たちは、TESK1をCOS細胞に強制発現させ、TESK1が中心体に局在することを明らかにした。中心体は細胞分裂時の染色体分配における微小管形成中心(MTOC)として重要な役割を果たしていると考えられているが、細胞分裂初期の中心体MTOCにおける微小管重合核化過程や微小管再構築などの制御機構について詳しいことはわかっていない。本研究では、TESK1の中心体における機能を明らかにすることを目的として、以下の成果を得た。 1、TESK1の細胞内局在性の解析:TESK1およびTESK1と蛍光蛋白質GFPの融合蛋白質(TESK1-GFP)をCOS細胞に発現させ、TESK1が中心体に局在することを示した。また、TESK1のN末端部プロテインキナーゼドメインおよびC末端部プロリンリッチドメインとGFPの融合蛋白質(PK-GFP,Pro-GFP)を同様に発現させ、中心体への局在化はC末端部のプロリンリッチ領域に依存することを明らかにした。 2、TESK1ドミナントネガティブ体の構築:TESK1の中心体における機能を明らかにするため、TESK1のドミナントネガティブ体(プロテインキナーゼドメイン内のATP結合性LysをAlaに置換する)を構築し、そのキナーゼ活性が欠失していることを確認した。今後、これを強制発現させることによって、細胞分裂のM期停止及び微小管形成の阻害が観察されるかどうかを明らかにする。 続きを見る
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