体組織中薬毒物の検出と法医学上の意味づけ

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体組織中薬毒物の検出と法医学上の意味づけ

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
今村 徹(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
これまで継続して行ってきた法医解剖事例における体内薬毒物分析法の確立と分析結果の医学的解釈ならびに薬物動態学上の意味付けについて検討を行った。 分析方法の開発については、主に液体クロマトグラフィー及び液体クロマトグラフィー質量分析法を用いた抗精神病薬をはじめとする各種向精神薬の分析方法の確立が主な成果として挙げられる。各種薬物に対応した液液抽出法あるいは固相抽出法を用いることによって、目的とする薬物を迅速に分離し、試料調整に必要とされる時間を大幅に短縮した。また、定性および定量の際、蛍光検出器や各種イオン化法を用いた質量分析装置などを組み合わせて使用することで、目的とする薬毒物などを選択的に、かつ感度良く分析することが可能となった。 これらの研究成果は論文掲載のために目下執筆中であり、まもなく雑誌論文として発表される。分析結果の薬物動態的ならびに中毒学的解析に関しては、現実の法医解剖事例における体内薬毒物ならびにそれらの代謝物の定量値の解釈を主に行った。 例えば、硫化水素ガス中毒が関与したとされる溺死事例における体内硫化物および代謝物であるチオ硫酸塩濃度の意義付け、いわゆる脳死事例における薬毒物の代謝などの解析、さらに不慮の中毒死か他殺であるか病理学的所見からのみでは判定が困難とされる事例における体内薬毒物の分析などを主に行った。これらの研究成果については、鑑定が終了し次第、速やかに研究成果を公表する予定にしている。 続きを見る
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