刺激応答性「かご」型人工レセプターの合成と水中および二分子膜中における分子認識

閲覧数: 5
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

刺激応答性「かご」型人工レセプターの合成と水中および二分子膜中における分子認識

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
林田 修(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
1.2つのテトラアザ〔3.3.3.3〕パラシクロファンをα-アスパチルアスパラギン酸誘導体酸誘導体で架橋した「かご」型人工レセプターを合成した。合成経路はシクロファン骨格にt-ブトキシカルボニル-L-アスパラギン酸-β-ベンジルエステルをDCC縮合法により導入した。その後、トリフルオロ酸によりα-アミノ基の脱保護を行い、テトラアミン誘導体を得た。一方、パラジウム黒を触媒とした水素還元によりカルボシキル基の脱保護を行い、テトラカルボン酸誘導体を得た。得られた化合物について、ジエチルシアノリン酸を縮合剤として高希釈条件で環化縮合反応を行い、「かご」型シクロファンを得た。さらに、トリフルオロ酢酸によりα-アミノ基の脱保護を行い、酸性水溶液に可溶性となる「かご」型シクロファンを得た。すべての目的物はIR,NMR,MS及び元素分析によりその構造を同定した。 2.「かご」型人工レセプターの酸解離定数(pKa)値をNMRスペクトル法により評価し、人工レセプターの荷電状態を明らかにした。その結果として、「かご」型シクロファンはpH4以下の酸性水溶液中においてはテトラカチオン種として存在し、水溶液ホストとして機能することを見出した。 3.合成ペプチド脂質が形成する二分子膜中への「かご」型シクロファンの固定化について、ゲルろ過法による検討を行った。その結果として、酸性水溶液中でカチオン種として存在する「かご」型ホストは表面に正荷電を有するベシクル中には取り込まれないが、中性およびアルカリ性水溶液中においては定量的に取り込まれることがわかった。 続きを見る
本文を見る

類似資料: