RC柱・鉄骨はりで構成される骨組の耐震性能に関する研究

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

RC柱・鉄骨はりで構成される骨組の耐震性能に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
堺 純一(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
異種構造部材で構成される混合構造門形フレームに地震力に対応する水平力を載荷する実験を行った.試験体は小鉄骨を挿入したSRC柱とH形鋼はりからなる骨組4体およびRC柱・H形鋼はりからなる骨組2体である.実験変数は軸力比であり,柱がSRCの試験体には,コンクリート断面の圧縮耐力に対する軸力比として0.3(SRC/S-3C),0.5(SRC/S-5C)及び,SRC柱の圧縮耐力に対する軸力比として0.3(SRC/S-3SRC),0.5(SRC/S-5SRC)を採った.柱がRCの試験体については,コンクリート断面の圧縮耐力に対する軸力比として0.3(RC/S-3C),0.5(RC/S-5C)を選んだ. 載荷実験の結果,軸力比が0.3のRC柱・H形鋼はり骨組は変形能力,エネルギー吸収能力に優れた挙動を示した.軸力比が0.5の試験体では,層間変形角が2.5/100rad.で柱脚が破壊した.一方、小鉄骨を挿入したSRC/C-3C,SRC/S-5C、SRC/S-3SRCは、多少逆S字形の履歴性状を示したが変形能力の点では優れている.小鉄骨が断面の中心にあり,曲げに抵抗せず,軸力に抵抗しているため逆S字形の履歴性状を示したものと考えられる.軸力比が0.5の試験体SRC/S-5SRCは,高軸力にも関わらず,エネルギー吸収能力,変形能力に優れた性状を示した.さらに小鉄骨を挿入したSRC柱を用いた試験体はRC柱試験体に比べ,軸方向縮みが抑制された. 実験の結果,以下の結論が得られた.1)RC柱・H形鋼はりからなる混合構造骨組は,柱のフ-プ量を0.6%程度確保しておけば耐震的に優れた性能を示す.しかし,軸力比が大きければ,変形能力は劣る.2)小鉄骨挿入SRC柱・H形鋼はりからなる骨組は,軸力が小さければ,逆S字形の履歴性状を示すが,高軸力下では,柱の材軸方向縮みもRC柱に比べ小さく,優れた耐震性能を示す. 続きを見る
本文を見る

類似資料:

9
摩擦抵抗型乾式組積構造体の制振効果 : 接合部の水平載荷実験と実構造物に関する解析的検討 by 尾崎, 景; 山口, 謙太郎; 本村, 直知; 奥村, 卓也; 松藤, 泰典; Osaki, Kei; Yamaguchi, Kentaro; …
10
上面を摩擦接合したコンクリート系非構造壁の制振効果 : 壁版と主体架構の接合部に関する水平載荷実験 by 奥村, 卓也; 山口, 謙太郎; 本村, 直知; 尾崎, 景; Okumura, Takuya; Yamaguchi, Kentaro; Motomura, Naoharu; Osaki, Kei
12
九州大学本部第一庁舎および第三庁舎を構成する煉瓦組積体の圧縮載荷実験 by 山口, 謙太郎; Yamaguchi, Kentaro; 蜷川, 利彦; Ninakawa, Toshihiko; 村上, 公志; Murakami, Koshi; 石原, …
9.
摩擦抵抗型乾式組積構造体の制振効果 : 接合部の水平載荷実験と実構造物に関する解析的検討 by 尾崎, 景; 山口, 謙太郎; 本村, 直知; 奥村, 卓也; 松藤, 泰典; Osaki, Kei; Yamaguchi, Kentaro; …
10.
上面を摩擦接合したコンクリート系非構造壁の制振効果 : 壁版と主体架構の接合部に関する水平載荷実験 by 奥村, 卓也; 山口, 謙太郎; 本村, 直知; 尾崎, 景; Okumura, Takuya; Yamaguchi, Kentaro; Motomura, Naoharu; Osaki, Kei
12.
九州大学本部第一庁舎および第三庁舎を構成する煉瓦組積体の圧縮載荷実験 by 山口, 謙太郎; Yamaguchi, Kentaro; 蜷川, 利彦; Ninakawa, Toshihiko; 村上, 公志; Murakami, Koshi; 石原, …