明治後期における小学校長の地位と役割に関する実証的研究

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明治後期における小学校長の地位と役割に関する実証的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
元兼 正浩(九州大学・教育学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
明治後期における小学校長職の地位と役割を実証的に解明するために、以下の方法により研究を展開させた。 まず校長の地位(人事行政)に関しては、長崎県立図書館郷土資料室への訪問による長崎県庁文書の調査を二度にわたって行い、第二次小学校令期および第三次小学校令期における同県校長人事に関する行政文書を写真撮影により収集した。これを第一次小学校令期との比較により考察した結果、専任校長や校長兼訓導(校長を主とする職)が第二次小学校令期をほぼ境に訓導兼校長に職名変更されたこと、また第三次小学校令により校長職がすべての小学校で設置される際にいったん兼任が解除されたことなどが明らかとなった。 次に校長の法的地位に関しては、全国の『府県教育史』の中から、明治期における各県の校長人事関係規則・通知および小学校長の職務規定を整理した。明治20年代以降は画一性が強まり、各県の差異は小さくなるが、それ以前の諸規則にはかなりの多様性が指摘できる。これにより、明治前期に各地域においてそもそも校長職がどのように捉えられていたかを検討していくことが、わが国の伝統的な校長像を明らかにするための新たな課題として浮かび上がった。 校長の役割については、明治後期における学校管理関係図書(コピー)の収集を東京大学教育学部図書室、国立国会図書館等を利用して行なった。まだ、個別・具体的な実証の段階には至っていないが、明治30年代から40年代にかけて、校長の役割(期待される職務遂行領域)の変容が認められた。 続きを見る
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類似資料:

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明治後期における「優良」小学校長の履歴 by 元兼, 正浩; Motokane, Masahiro
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