代謝型グルタミン酸受容体遺伝子破壊マウスの作成と解析

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代謝型グルタミン酸受容体遺伝子破壊マウスの作成と解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Generation and analysis of mGluR gene knockout mice
責任表示:
饗場 篤(東京大学・医科学研究所・助教授)
ATSU Aiba(東京大学・医科学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
本研究ではグルタミン酸受容体のうち、PI代謝を上昇し、キスカル酸に強く反応する代謝型グルタミン酸受容体(mGluR1とmGluR5)の中枢神経系での機能を研究するため、これらのサブタイプと共役するGタンパク質Gqファミリー遺伝子(G11)および、Gqファミリーによって活性化されるホスホリパーゼCβ(PLC-β4)遺伝子のノックアウトマウスを作製、解析を行う。PLC-β4は網膜および小脳等で強い発現があり、特にその解析は興味深い。平成8年度までに、PLC-β4遺伝子の一部をneo-gpt遺伝子で置換したターゲティングベクターDNAをES細胞に導入し、得られた相同組換え体を用いキメラマウスを作製する。今後はキメラマウスを交配することにより、PLC-β4遺伝子ホモ欠損マウスを作製する。小脳プルキンエ細胞ではPLC-β4はmGluR1の下流に存在すると考えられ、mGluR1遺伝子欠損マウスとの表現型の比較、またmGluR1,PLC-β4二重欠損マウスの解析が興味深い。一方、活性化型のG11α遺伝子を小脳プルキンエ細胞特異的に発現させるトランスジャニックマウスを作製したところ、2つの独立な系統で運動失調を示すことがわかった。このトランスジェニックマウスの小脳は野生型に比べて小さく、プルキンエ細胞が殆ど観察されなかった。このことはPLC-β4の極端な活性化がプルキンエ細胞の脱落、ひいては小脳全体の発達の異常を引き起こしたと考えることができる。現在、このマウスでの活性化型G11α遺伝子の発現とプルキンエ細胞の発達との関係を検討中である。 続きを見る
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線虫C.elegans神経系の分子遺伝学 by 大島 靖美; OHSHIMA Yasumi
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