LIMモチーフを有する新規プロテインキナーゼLIMKの機能解明

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

LIMモチーフを有する新規プロテインキナーゼLIMKの機能解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
水野 健作(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
私たちは最近、LIMモチーフと呼ばれる特徴的なジンクフィンガー構造を分子内にもつ新規なプロテインキナーゼLIMK1のcDNAクローニングに成功した。LIMモチーフは転写因子、細胞接着班蛋白質などに見られるモチーフで蛋白質間の相互作用に関与しているといわれている。本研究では、LIMK1の細胞内での機能を明らかにするため、その発現分布、細胞内局在性、キナーゼ活性について検討し、以下の結果を得た。また、LIMK1と相同性の高いプロテインキナーゼをスクリーニングし、2種の新規なプロテインキナーゼのcDNAをクローニングした。 1)LIMK1と同じドメイン構成からなり、全体で約50%の相同性を持つLIMK2cDNAをトリ、ラット、ヒトcDNAライブラリーよりクローリングした。また、精巣に高発現し、キナーゼドメインでLIMKと高い相同性を持つが、LIMモチーフをもたず、C末端部にプロリンリッチ配列を持つ新規なプロテインキナーゼTESK1のcDNAをクローニングした。 2)LIMK1およびLIMK2をCOS細胞に発現させ、これらのキナーゼが主に細胞質に局在し、セリン/スレオニンキナーゼ活性を持つことを明らかにした。 3)A431細胞内でLIMK1に結合するチロシンリン酸化された分子量140Kの蛋白質pp140の存在を明らかにした。LIMモチーフは蛋白質間の相互作用を担っていることが示唆されているので、LIMK1はLIMモチーフを介してpp140と相互作用し、そのキナーゼ活性や細胞内局在性が調節されているものと推定される。 続きを見る
本文を見る

類似資料: