卵巣顆粒膜細胞表面に局在するレクチンの構造と機能に関する研究

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卵巣顆粒膜細胞表面に局在するレクチンの構造と機能に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
服部 眞彰(九州大学・農学部・助教授)
服部 真彰(九州大学・農学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
卵巣顆粒膜細胞が成熟・分化すると、様々なホルモンおよび成長因子の受容体が発現する。これと平行して細胞膜表面にはシアル酸を含む糖脂質(ガングリオシド)が発現するが、受容体発現とは少し遅れる。このガングリオシドの細胞分化における生理的役割について解明するために、従来から仮説として提唱されているガングリオシドの糖鎖を認識する物質の探索を顆粒膜細胞の細胞膜で行った。Western Ligand Blotting法による結果、少なくとも3種類のタンパク質が糖鎖認識物質であることを明らかにした。分子量は14-kDa, 18-kDa, 35-kDaで、シアル酸認識タンパク質として報告されているものに比べると、比較的低分子である。さらに、14-kDa, 18-kDaタンパク質ではCa^<2+>, Mn^<2+>存在下で糖鎖とタンパク質の結合が高まるが、ヘパラン硫酸やヘパリンはその結合を抑制する。これら糖鎖認識タンパク質はCHAPSやトリトンなどの可溶化剤で、細胞膜から糖鎖認識の活性を保った状態で可溶化される。タンパク質の精製についてはさらに進行中である。現在のところ、この糖鎖認識タンパク質の細胞分化における生理的機能について、細胞認識の初期段階で機能していることの他は今だ不明である。しかし、細胞分化の後期では、ガングリオシドやその認識タンパク質は少なくとも細胞認識因子としては機能していない。 続きを見る
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