生態学における比較法の新しい展開

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生態学における比較法の新しい展開

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A NEW DEVELOPMENT OF COMPATATIVE METHOD IN ECOLOGY
責任表示:
粕谷 英一(九州大学・理学部・助教授)
KASUYA Eiiti(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
系統関係の情報を使った比較法のうち、独立比較法、高次分類群平均法、分類群内比較法について、系統関係の情報の不十分さの影響をコンピューター・シミュレーションによって調べた。その結果、いずれの方法も系統関係の情報の不十分さの影響を強く受けることがわかった。また、独立比較法が情報を有効に使っていることが明らかになった。しかし,系統樹の枝長も含めた系統関係の情報の効果は大きく、これに誤りがあると独立比較法においても第1種の過誤の率は大きくなった。 さらに、系統関係の情報を使った方法のなかでも一般性の高い独立比較法について、種内の抽出誤差の影響と、進化速度の変異の影響を調べた。系統関係の情報がある場合でも種内の抽出誤差の影響を受けることが示された。種間でのサンプルサイズのばらつきも種内変異が種間で異なることと同様の効果を持った。そこで,形質値に種内変異やサンプルサイズに応じた重みをかける補正は,種内変異が既知の場合にはほぼ名目値通りの第1種の過誤の率を与えたが,種内変異が既知でない場合には補正はうまく働かなかった。また,形質の進化をブラウン運動以外のものにすると定性的には同様だったが,補正のかけかたを修正する必要があった。 また、進化速度の変異があると,種間比較における推論に影響があることも示唆された。さらにシミュレーションに使用したランダマイゼーションやモンテカルロ検定のプログラムは,種間比較以外のデータ解析でも有効に使えることがわかった。 続きを見る
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