梗塞後心室再構築における心組織プロテアーゼ活性の変化についての研究

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梗塞後心室再構築における心組織プロテアーゼ活性の変化についての研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
野崎 雅彦(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
本研究では,心筋梗塞発症後の患者の予後に影響する梗塞後の心室拡大を中心とする心室再構築のメカニズムに迫るアプローチとして,梗塞部位の組織プロテアーゼの活性変化と細胞外マトリックスの中心成分であるコラーゲンの変化を検討した. 雄性Wister系ラットの左第4-5肋間を開胸し,左冠動脈起始部を結紮して心筋梗塞を作成した.急性期での変化を見るため,結紮後3,6,24,48時間後および3,7日後の梗塞巣と正常心筋組織のプロテアーゼ活性とコラーゲンの変化を検討した.コラゲナーゼ活性は,DNP-Pro-Gln-Gly-Ile-Ala-Gly-Gln-D-Argの分解を365nmの吸光度変化および^3H-標識collagenの分解から測定した.ゼラチナーゼ活性は,^3H-標識,変性collagenの分解およびザイモグラムから検討した.組織におけるコラーゲンの変性は,酸,ペプシンに対する可溶性画分の量をハイドロキシプロリンを定量し検討した.梗塞巣では,6時間後よりコラゲナーゼおよびゼラチナーゼの活性上昇を認め,24時間後にはピークとなった。一方,非梗塞巣では変化を認めなかった.ザイモグラムでは約92kDaにバンドのピークを認め,同時に泳動した好中球と同分子量のバンドであった.24時間後の梗塞巣では,コラーゲンの酸,ペプシンに対する可溶性画分の増加を認めた.以上より,梗塞巣において,早期からコラゲナーゼおよびゼラチナーゼの活性上昇とコラーゲンの変性を認め,これが心室再構築に影響を及ぼしている可能性が示唆された.また,これらプロテアーゼは,組織に浸潤する好中球由来である可能性が考えられた. 続きを見る
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