真空紫外ラマン光を光源とする超音速分子流/多光子イオン化質量分析法の研究

閲覧数: 5
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

真空紫外ラマン光を光源とする超音速分子流/多光子イオン化質量分析法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
林 震煌(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
1.反射式飛行時間型質量分析装置の完成 当研究室では飛行時間型質量分析装置を用いているが、今回の研究によってマススペクトルの分解能を800まで改善することができた。 2.真空紫外レーザー光の発生 真空紫外レーザー光はOPOレーザーの第二高調波(250nm)の光を水素充填セルに通すことによって起こるラマン散乱を利用して得た。発生した多色真空紫外レーザー光はペランブローカープリズムによって分散し、角度を調節することによって特定のレーザー光を選択することできた。また、レーザーの波長範囲は127nmから紫外全域までもれなくカ-バすることができた。 3.波長可変真空紫外レーザー分離チャンバーの製作 真空紫外光は空気中では吸収されるため、これを取り扱える真空チャンバーが必要である。またプリズムを用いるため波長を連続的にスキャンする場合レーザーの光路がずれるため、位置の補正が必要である。これらの問題を解決するために、プリズムオートトラッカーを製作した。この装置は位置センサー上の光の動きを感知し、その中心からのずれに応じてモーターを動かしプリズムの角度を自動的に変えることによって一定の光路を維持させることができた。 真空紫外光は一光子あたりのエネルギーが大きいため、いままで二光子で励起していた試料を一光子で励起することも可能である。このため二光子励起の際の仮想励起状態からの失活を抑えることができイオン化効率を向上できるものと考えられる。またいままで、イオン化ポテンシャルが高く、イオン化が困難であった試料の直接イオン化も可能であると考えられる。したがって、本研究で発生させた真空紫外レザー光は多光子イオン化飛行型質量分析装置の新しい光源として極めて有用であると思われる。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

7
超高感度・高選択的質量分析装置の開発 by 内村 智博; UCHIMURA Tomohiro
3
レーザー多光子イオン化法による超高度分析 by 小川 禎一郎; Ogawa Teiichiro
3.
レーザー多光子イオン化法による超高度分析 by 小川 禎一郎; Ogawa Teiichiro
7.
超高感度・高選択的質量分析装置の開発 by 内村 智博; UCHIMURA Tomohiro