共焦点レーザー顕微鏡を用いた顎関節内交感神経の分布、起源および微細構造について

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共焦点レーザー顕微鏡を用いた顎関節内交感神経の分布、起源および微細構造について

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Origin, Distribution and Fine structure of the Sympathetic nerves in the rat TMJ.
責任表示:
城戸 瑞穂(九州大学・歯学部・助手)
KIDO Mizuho(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
交感神経系が関節の炎症へ関与していることが示唆されてことをふまえて、われわれは、正常ラット顎関節における交感神経の分布を研究対象とした。昨年度、ニューロペプチドY(NPY)陽性神経とノルアドレナリン合成の律速酵素であるチロシンハイドロキシラーゼ(TH)陽性神経が顎関節内の血管と密接に関係しており、それらが上頸神経節由来の交感神経であることを明らかにした。今年度は、電顕レベルの観察をさらに進め、滑膜表層下層の細動脈の平滑筋細胞に近接したNPYあるいはTH陽性の神経終末が多数存在することや、少ないながら血管と関連していない関節腔に近接した神経終末があることなどもわかった。NPYやノルアドレナリンは強い血管収縮作用が知られていることから、これらの神経終末は血流調節に働いていることが示唆される。また、関節液中のNPYが神経から放出されていることも推測される。 一方、生後の顎関節の発育変化と神経分布との関係を知るため、0-32日齢の幼若ラットを対象として、知覚神経や交感神経の分布を光顕レベルで検索した。関節腔は形成されているが滑膜細胞が配列するより早い時期にSPやCGRP陽性神経が存在すること、NPY陽性神経は遅れて出現してくることなどが観察された。 以上のことは第8回、第9回顎関節学会や第74回IADR総会にて発表した。また、幼若ラットについてはArchives of Oral Biology 41(8/9)巻に発表した。成獣の交感神経についての所見は現在英語論文投稿準備中である。 続きを見る
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