顎骨への海面骨移植による骨形成因子の活性化に関する研究

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顎骨への海面骨移植による骨形成因子の活性化に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
窪田 泰孝(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
平成7年度は、顎骨における骨吸収調節機構を解明するために、顎骨嚢胞(角化嚢胞、濾胞性歯嚢胞、歯根嚢胞)を対象とし、顎骨嚢胞の骨吸収におけるサイトカインの関与について1)嚢胞内容液中のIL-1α、IL-1β濃度をELISA法にて測定するとともに、2)嚢胞壁組織におけるIL-1α、IL-1βの局在について免疫組織学的に検索を行った。 結果:角化嚢胞、濾胞性歯嚢胞、歯根嚢胞における嚢胞内容液の平均IL-1α濃度はそれぞれ223.5pg/ml、68.3pg/ml、13.9pg/mlで、角化嚢胞でより高く、IL-1β濃度はそれぞれ168.1pg/ml、201.7pg/ml、83.6pg/mlで角化嚢胞、濾胞性歯嚢胞において高かった。嚢胞壁組織での免疫組織学的に検索では、嚢胞上皮、毛細血管にIL-1α、IL-1βの発現が認められた。一般に歯根嚢胞は顎骨内で小さな骨吸収病変を形成し、角化嚢胞、濾胞性歯嚢胞は大きな骨吸収病変を形成する。以上より、角化嚢胞、濾胞性歯嚢胞では嚢胞上皮ではさかんにIL-1α、IL-1βを産生し、骨吸収を促進しているものと考えられた。今後は、in situ hybridizationにて嚢胞壁でのIL-1α、IL-1βのmRNAの発現について検討を行っていく予定である。 続きを見る
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