石油強制回収法のモニタリング

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石油強制回収法のモニタリング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Monitoring of Enhanced Oil Recovery Processing
責任表示:
牛島 恵輔(九州大学・工学部・教授)
USHIJIMA Keisuke(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1997
概要(最新報告):
現状の技術では,油層から回収される石油資源は原始埋蔵量の10〜30%程度であると考えられている。このため,油層に人為的にエネルギーを加えて回収率を向上させる強制回収法(EOR;Enhanced OiI Recovery)の研究が盛んに実施されている。特に石油の粘性が高い重質油に対しては水蒸気攻法が有効であることが確認されている。しかし,このようなEOR法を成功させるためには,油層浸透率を的確に把握し,注入された水蒸気の状態変化,移動状況および原油の挙動を物理探査によってイメージするためのモニタリング手法は不可欠であると考えられる。そこで,本研究では浸透流をリアルタイムに可視化する目的で開発した流体流動電位法をカナダ国アルバ-タ州のオイルサンド油層の水蒸気攻法へ適用する野外実験を行った。フィールド実験は水蒸気の圧入前,圧入中,および圧入後の3カ月の長期にわたりパソコンを利用した自動計測システムにより行われた。このような膨大な量のフィールドデータ(自然電位および見掛比抵抗)を時間分割して,電位偏差および見掛比抵抗の異常分布を求めてインバージョン解析を行った。このような3次元インバージョン結果,自然電位のソース分布から浸透流のフロント部を直接イメージすることができ,見掛比抵抗の変化率分布から水蒸気から凝縮水への状態変化の様子や流動化したビチューメンの挙動を3次元的に可視化できることを確かめた。したがって,(空間,時間)の4次元探査法である流体流動電位法を利用すれば,EOR攻法時の貯留層内の流体挙動をリアルタイムにイメージできることを実証した。 続きを見る
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