代謝型グルタミン酸受容体ノックアウトマウスを用いた小脳の長期抑制の研究

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代謝型グルタミン酸受容体ノックアウトマウスを用いた小脳の長期抑制の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
饗場 篤(九州大学・生体防衛医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
本研究では小脳長期抑圧の分子機構を明らかにするため、(1)長期抑圧を引き起こすのに必要と思われている分子である代謝型グルタミン酸受容体(mGluR1)、Gタンパク質(G11αの野生型および活性化型)、プロテイインキナーゼC(PKCγ)をプルキンエ細胞に特異的に発現するトランスジェニックマウスの作成。(2)トランスジェニックマウスとmGluR1突然変異体マウスとをかけ合わせ、mGluR1突然変異体での長期抑圧および協調運動等が復活するかどうかの検定。(3)mGluR1突然変異体の復帰突然変異体単離によるmGluR1の下流遺伝子の探索を試みる。 平成7年度には、(1)については、mGluR1が8系統、野生型G11αが8系統、活性化型G11αが2系統、PKCγが1系統のトランスジェニックマウスを作成した。現在、これらのマウスにおけるトランスジーンの発現をノザーンブロット解析およびin situハイブリダイゼーション法により検討中である。(2)については現在、トランスジェニックマウスと突然変異体マウスの交配中である。(3)については変異剤投与を行う出発材料である近交系C57BL/6に戻し交配(8代)したmGluR1突然変異体マウスを作成した。来年度以降は、(2)および(3)へと研究が進む予定である。また、活性化型G11αを発現するトランスジェニックマウスのうち、一系統は運動失調を示している。従って、このマウスでは、プルキンエ細胞での運動協調に関係する機能が損なわれている可能性がある。今後、このマウスのプルキンエ細胞でどのような機能が損なわれているのかを電気生理学的解析により検討した。 続きを見る
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類似資料:

12.
免疫抑制作用を有するMHC結合性ペプチドの開発 by 笹月 健彦; SASAZUKI Takehiko