人工現実感環境下の作業における知覚・運動協応に関する研究

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人工現実感環境下の作業における知覚・運動協応に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
松永 勝也(九州大学・文学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
研究目的:映像環境下においてTVカメラと操作器の位置関係が固定している場合と変化する場合の人の作業時間について、実験的に検討した。作業課題は、グリッパをマウスまたは歩行によって動かし球(荷物)を捕捉し、その球を円筒型の台の上に載せる課題であった。 実験結果:各試行ごとの作業時間は、全条件において試行を繰り返すに従って作業時間は短くなり、3回目の試行では初回での作業時間の約70%くらいまでになった。それ以降は緩やかに傾向を示した。 本実験において、カメラ位置移動条件、かつ歩行操作の場合において、すなわちTVカメラと操作器の位置関係が固定の場合が最も作業時間が短くなった(p<0.05、Tukey法にて)。歩行による操作においてはカメラ位置移動条件での方が、マウスによる操作においてはカメラ固定条件での方が作業時間が有意に短くなった(p<0.05)。映像の視点(カメラ)位置と自己の運動とが一致している場合の作業が容易で、不一致の場合には不自然さを感じたと、被験者は実験後に感想を記している。 考察:本実験の結果から、身体を移動させて作業する場合は、視点(カメラ)も一緒に動いた方が、あるいは身体位置を移動させないで操作した場合には視点位置は動かない方が作業時間は短くなるといえる。すなわち、我々が日常体験している視覚と運動の協働状況において最も作業効率が高くなるといえる。もっとも、日常生活では体験しない条件であっても、十分な練習が許されれば、また違った結果が生じる可能性もある。しかし、この場合でも練習が常に続けられてその成績が維持されると考えられので、日常生活の中で維持される条件の方がより優位と考えられよう。 続きを見る
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