色素薄膜積層系における自然放出光の微少光共振器による制御

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色素薄膜積層系における自然放出光の微少光共振器による制御

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
筒井 哲夫(九州大学・大学院総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
1.色素材料の改良と新しい材料の探索 鋭い発光スペクトルを有するヨウロピウム錯体は微小共振器に組み込むには最適の発光材料であるが、実際に作製した積層型デバイスの発光効率と駆動安定性は十分ではなかった。そこで、これまで使用してきた錯体を再検討し、より発光効率の向上を目指した材料探索を行った。 現在までのところ、発光効率を従来のものより一桁向上させ、駆動安定性も著しく向上させることができたが、まだ改良の余地がある。引き続き、発光材料、デバイス構造の両面からの改良をはかる予定である。 2.層状ペロブスカイト化合物を発光材料に用いた発光素子の作製 微小共振器内の発光中心の遷移双極子の配向を制御する目的から、面配向特性を持つ層状ペロブスカイト化合物を発光層に利用した積層型デバイスを作製した。室温では層状ペロブスカイト化合物の発光量子収率が小さいため、高い発光効率のデバイスへ得られなかったが、低温では通常の蛍光色素を発光層に用いたデバイスに匹敵する高い効率の安定な発光が得られた。面配向した遷移双極子からの発光が得られたので、今後、発光の空間分布等を詳しく調べた後に、微小共振器に組み込むことを考える。 3.鋭い指向性を示すEL素子の発光特性の詳細な検討 昨年度、ファブリー-ペロ-共振器を持つELデバイスで発光色素に鋭い発光スペクトルを持つヨウロピウム錯体を導入することで、特定の方位角にのみ光が放出される、言い換えれば鋭い指向性を示すELデバイスを実現できたが、今年度は発光スペクトル及び空間発光パターンを微小共振器を持たないデバイスと比較することで、微小共振器の効果を詳しく検討した。 続きを見る
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