自己組織性有機結晶環境下での無機包接結晶の形成と固有反応制御法の確立

閲覧数: 4
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

自己組織性有機結晶環境下での無機包接結晶の形成と固有反応制御法の確立

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
君塚 信夫(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
本研究は、自己組織性を有する合成樹脂から形成される、有機膜結晶をホストとして用い、多様な無機ゲスト基室と複合化して得られた膜包接結晶の構造制御、さらに有機膜結晶を反応鋳型とする無機合成・構造制御法を確立することを目的とする。今年得られた成果は、以下のとおりである。 1)膜結晶層間における無機ゲスト分子の固定密度を上げる目的で、ジカチオン型のビオロゲン親水基を有する二分子膜を分子設計・合成した。 2)ビオロゲン二分子膜から調製した結晶層間に、Ni(CN)_4^<2->;, Au(CN)_4^-, Pt(CN)_4^<2->, MoS_4^<2->をイオン交換法により導入し、引き続いて銅イオンを逐次浸せき法により導入した。Ni(CN)_4^<2->, Pt(CN)_4^<2->をドープしたフィルムについては、赤外吸収スペクトルより、シアノ架橋錯体が膜結晶層間に老いて形成される事ことが分かった。また、これらの無機複合キャストフィルムのESRスペクトルは顕著な磁気異方性を示し、Cu(II)のd_x2_<-y>2軌道がキャストフィルム層間に平行に固定されていること、またその分散角度が極めて小さく、単結晶に匹敵するスペクトルパターンを示すことを見いだした。 3)キャストフィルムを鋳型とする逐次合成法により得られたMoS_4^<2->/Cu(II)錯体については、ESRスペクトルにおいてCu(II)のシグナルが観測されないことから、MoS_4^-/Cu(I)錯体として固定化されていることが示唆され、前駆体アニオンに依存して酸化還元反応をともなうクラスター形成が可能であることが分かった。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

11
有機溶媒中における二分子膜の形成 by 国武 豊喜; KUNITAKE Toyoki
11.
有機溶媒中における二分子膜の形成 by 国武 豊喜; KUNITAKE Toyoki