水溶液表面での光反応ダイナミクス

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水溶液表面での光反応ダイナミクス

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小川 禎一郎(九州大学・大学院総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
水表面は特異な場である。レーザー多光子イオン化法を用いこの特異性の解明を行った。 1.光イオン化現象の本質 レーザーを水溶液表面に照射したときの光イオン化信号は、電子による速い成分と、その電子を捕捉した酸素イオンによる遅い成分より成ることを示した。また、水面よりの光電子の脱出深さが1nm程度であることから、この方法によれば、水面から1nm程度の深さまでの表面領域を研究できることを示した。 2.水面での絶対濃度測定 水に溶ける分子の代表としてピレンスルフォン酸、溶けにくい分子の代表としてピレン、溶けない分子の代表としてピレンデカン酸を選び、水溶液中と水面での濃度を測定した。溶けにくい分子は表面に集まることを示し、表面濃度を決定した。また、Langmuirの吸着等温式が成立することを示した。 3.水面の誘電率 ペリレンの光イオン化効率のレーザー波長依存性を測定し、水面でのイオン化しきい値を求めた。イオン化効率は吸収スペクトルと相関した。イオン化しきい値は炭化水素中とほぼ同じであり、水面でのイオンの溶媒和の程度が炭化水素中と同じであることを示した。これは、水-空気の界面がきわめて疎水的なことを示している。 続きを見る
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