超原子価ヨウ素化合物の特性を利用した反応性有機金属分子の創製と機能性物質への応用

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超原子価ヨウ素化合物の特性を利用した反応性有機金属分子の創製と機能性物質への応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
北村 二雄(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
本研究ではアルキニルヨードニウム塩について、その高い反応性を利用してアルキニル銅錯体とのカップリング反応を検討し、さらに液晶性ジアセチレン誘導体の合成へ応用した。 1.アルキニルヨードニウム塩の合成に関しては、基質の反応性により超原子価ヨウ素反応剤を使い分けると、種々の置換アルキニルヨードニウム塩が簡便に合成できる方法を見いだした。 2.炭素数が8、10、12および14個の長鎖アルコキシ基を有するヨードニウム塩とアルキニル銅錯体との反応は、容易に進行し、カップリングした長鎖アルコキシ基を有するジアリールジアセチレン誘導体が生成した。このカップリング反応に及ぼすアルキニル銅錯体の置換基の効果について検討したところ、カップリング反応は容易に進行するが、アルキニル銅錯体の置換基の性質により大きく左右することが判明した。 3.長鎖アルキル基は電子供与性で非対称ジアリールジアセチレン誘導体の生成に有利であり、しかも液晶相発現にスペーサーとして重要であるため、長鎖アルキル基を有する銅錯体とのカップリング反応を検討した。長鎖アルキル基が存在するにもかかわらず、長鎖アルコキシフェニルアルキニルヨードニウム塩と容易に反応し、良好な収率で非対称ジアリールジアセチレン誘導体が得られることが判明した。ジアリールジアセチレンの両側に長鎖が導入され、広い範囲での液晶性が観察された。 さらに、これらジアリールジアセチレン誘導体は硫化ナトリウムとの反応により、液晶性チオフェン誘導体へ変換できることも判明した。 続きを見る
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