電気探査法による遺跡のイメージング

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電気探査法による遺跡のイメージング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
水永 秀樹(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
本年度の研究では、遺跡等が存在することによって生じる比抵抗異常体の水平分布のみならず深度方向の分布の把握、すなわち3次元探査を目的として、シュランベルジャー法による垂直電気探査を高密度の測点間隔で実施し、1次元逆解析および2次元逆解析(インバージョン)を行なった。シュランベルジャー法のVES曲線の解析には、地下を水平多層構造と仮定して各層の比抵抗値および深度分布を求める1次元インバージョンと、地下の比抵抗構造を2次元と仮定して、2次元比抵抗ブロックの比抵抗値を求める2次元インバージョン解析法などが研究開発されている。本研究では、まず測定点毎の各VESデータを用いて1次元インバージョンを行い各測定点における比抵抗柱状を明らかにし、次いで測線毎の全VESデータを用いて、2次元インバージョンを行い比抵抗断面図を求めることにより、遺跡の3次元イメージングを試みた。 福岡県の八女市・岩戸山古墳と大牟田市・黒崎観音塚古墳において、埋没遺構の深度や規模を把握するために、電気探査法による野外調査を実施した。シュランベルジャー法による垂直電気探査を高密度の測点間隔で実施し、2次元インバージョンによる解析を行った結果、両地域の主軸部で大きな高比抵抗異常部が検出された。また、各測線毎の比抵抗断面図や各深度毎の比抵抗分布図から、これらの高比抵抗異常部の深度や規模を推定することができた。さらに、これらの高比抵抗異常部の比抵抗値に着目し、比抵抗分布を3次元表示することにより、埋没遺構の3次元形状を可視化することが可能となった。 続きを見る
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類似資料:

10
流体流動電位法の計測システムの高度化 by 水永 秀樹; MIZUNAGA Hideki
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電気式地下探査法 by 山口, 久之助
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