ステロイド緑内障に関する分子生物学的研究

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ステロイド緑内障に関する分子生物学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
MOLECULAR BIOLOGIC STUDY ON CORTICOSTEROID-INDUCED GLAUCOMA
責任表示:
田原 昭彦(和歌山県立医科大学・眼科学教室・助教授)
TAWARA Akihiko(和歌山県立医科大学・眼科学教室・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
1.ステロイド緑内障とプロテオグリカンとの関係を調べる目的で、家兎の右眼にトリアムシノロンアセトニド20mgおよび40mgをテノン嚢下注射し、左眼はコントロールとして経時的に4週間眼圧を測定した.しかし,明らかな眼圧上昇は見られなかった.さらに両眼球を摘出し,隅角組織を光学顕微鏡および電子顕微鏡で観察した.また,一部の組織は、アルシャンブルーおよびクプロメロニックブルーで染色して観察した.その結果,ステロイド薬投与眼と,コントロール眼とで,組織学的に差は見られなかった.以上の結果より,家兎眼では,副腎ステロイド薬に対する反応性が人眼とは違う可能性が示唆された. 2.前眼部の虚血のみで前眼部の血管新生が発症するか否かを調べる目的で,家兎の右眼の両側長後毛様動脈を閉塞させた前眼部の虚血を起こした.術後経時的に眼球を摘出し,虹彩や隅角の新生血管を組織学的に調べた.また血管内皮細胞成長因子(VEGF)の局在およびVEGFのmRNAの発現を調べた.その結果,前眼部の虚血のみでも虹彩,隅角,角膜の血管新生が起こることが明らかになった. 3.落屑緑内障の落屑物質や細線維に分布するプロテオグリカンや接着分子についてクプロメロニックブルーや抗体を用いて組織化学的,免疫組織化学的に調べた.その結果,細線維にプロテオグリカンやその他の高分子化合物が沈着して落屑物質が形成されることが示唆された。 4.隅角発育異常緑内障の隅角検査所見を明らかにする目的で,各年代の隅角組織を光学顕微鏡で観察して,隅角の発達を調べた.その結果,隅角検査で毛様体帯が透見できない,あるいは毛様体帯の幅が非常に狭い所見が隅角発育異常緑内障の診断に有用であることが明らかになった. 続きを見る
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