超電導量子干渉装置による味覚認知の研究

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超電導量子干渉装置による味覚認知の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
山本 智矢(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
現在まで口腔知覚や味覚認知に関する知見は、聴覚や他の体性感覚の研究に比べ必ずしも充分でない。これは口腔領域の定時的、定量的な知覚、味覚刺激が困難であること、従来の脳波や核医学などの手法ではヒトの中枢反応を充分な精度で解析することが困難であったことによる。最近の超電導量子干渉装置(SQUID)の発達により、中枢神経の活動に伴って発生する微弱な磁気を非侵襲的に記録し、中枢神経活動の部位をミリ単位で同定することが可能となった。今回の研究では新たに口腔知覚および味覚刺激装置を開発し、SQUIDを用いて誘発磁気反応を解析し、中枢での口腔知覚および味覚の認知機構を研究することを目的とした。 今回、コンピューターによる空気圧制御を用いて温痛覚を伴わない純粋な判別性高い知覚刺激を発生する装置を開発した。これを用いて知覚刺激を被験者の顔面、口唇、頬粘膜、舌、咽頭に加え、これに対する誘発反応を体性感覚野(エリア3)を中心とした左大脳半球でSQUIDを用いて記録加算し、各刺激に反応する部位を経時的に解析した。この手法により、口腔知覚が顔面や口唇より前下方の弁蓋部に三次元的に分布していることを初めて明らかにした。味覚誘発磁気反応については刺激装置を開発した。今後この装置を用いて味覚誘発磁気反応を記録する予定である。 続きを見る
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